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元々築60年の土壁の家だったんですが、35年前に改築後、再び20年後に改装を重ねた結果が、 左の家です。ツギハギの象徴が、2階の取って付けたようなアルミのベランダです。 その下に、農家住宅特有の半分ドアだけの「外便所」が見えています。 左側の突き出た部分は、土間の台所です。 そして、改装後が右の写真です。外便所も2階のベランダも土間の台所の棟も無くなっています。 白土壁も、もちろん塗り直してあります。右側にあったヒノキも伐採してあり、縁側が明るくなりました。古民家完全リフォームの、はじまりぃー! はじまりぃー! |
内部を見る前に、付属別棟の牛舎と豚小屋を比較してみましょう!! まず、錆びたトタンの「軒」を撤去し、瓦はキレイに並べ替えて塗装をしました。 写真では分かり難いですが、沢山あった、道具類やガラクタ、ゴミなどもキレイに片づけて います。一番奥の「豚小屋」は撤去し、床のコンクリートもハツリました。 何となく、右側の写真が、人が住んでいる気配がするでしょ? ここについては、「片付け」ただけですが、そりゃー労力が要りましたねぇー。 |
左が言うまでもなく、改装前の玄関引き戸を開けたところです。 右側に「上がり」があって、正面のドアを開けると、即、風呂に入れますし、お風呂のドアを 左に入ると、そのまま土間台所で、「めし」が食えるようになってます。 ホント、農作業から帰ったところを"基本"に考えてありますねぇ。 右が改装後です。ボクは正直、「こりゃ、民宿ですねぇー」とビックリしました。 風呂も土間台所も撤去し、土間では無くなったようです。 中二階の階段だけは変わってないようです. |
玄関を入り、右側の座敷の方を見たところです。 梁の幅は30cmくらいでしょうか。8畳2間が続いています。 改装後が、右の写真です。 元の天井を取り外し、吹き抜け状態にしました。中二階の床材をこの部屋の床に持ってきて 張り替えました。どうです!! 黒光りしてカッコイイでしょう? 囲炉裏も切りました。これが欲しかったんです。奥の仏間の壁もキレイになっています。 あなたの古い家も、ちゃんとこんな具合に、なるんですよ!! 囲炉裏端で、焼酎でも呑みましょうか!! |
土間の食事室です。昔はここで、家族の「団らん」があったことが何となく伝わってきます。 これも一つの「味」ですねぇ。 右は改装後ですが、洗濯室とバリアフリーのお風呂場になりました。 とにかく、床、壁、天井と木調に仕上げています。 |
道下から見た、この家の敷地ですが、左の写真は、空き家だった頃、 右の写真は、人が住み始めた頃の写真です。 何となく人が住んでいる気配が判りますか?庭木も手入れされて喜んでますね!! あなたも田舎の空き家をリフォームして住んでみませんか!! 古民家のリフォームは、新築と違い撤去費用が掛かりますので割高にはなりますが・・・。 今回は、ボクのお客さんで、菊池市の井上さん宅にお邪魔させていただきました。 井上さん、ありがとうございました。 |
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