「イッサキ」「シマウオ」などと呼ばれるさかな。骨が硬く鋭いことから「鍛冶屋(かじや)殺し」とも呼ばれる。小さくざらざらした黄金色のうろこを持ち、身は磯独特の香りが強く、あっさりとした味わい。刺身のほか揚物や煮物などに料理される。全長50〜60cm。
8本の足や独特の姿態が親しまれている。名の語源は「多肢(たこ)」から。産卵前の夏場がもっとも美味しく、特に「梅雨だこ」「麦藁(むぎわら)だこ」と呼ばれる。ゆでダコや酢ダコなどにされるが、たこ焼きでもおなじみ。イタリアやスペインなどでも食べられる。全長約60cm。
大きな澄んだ目と体の側面中央に入る筋が特徴。沿岸に住み付く「キアジ」と沖合を回遊する「クロアジ」がある。「味が良い」ことからついたという名のとおり、旨みが多いさかな。刺身のほか、たたきや煮付けなど料理法もさまざま。いずれも格別に美味しい。全長20〜30cm。
鋭い歯を持ち、強く「食(は)む」ことから名づけられたさかな。「梅雨の水を飲んで美味くなる」といわれ、京都や大阪では祭りの料理として好まれる。小骨が多く「骨切り」と呼ばれる特殊な料理法で知られているが、すり身にして食べるのも美味。全長70〜200cm。
1.
バットに調味料Aを混ぜ合わせます。(合わせ酢)赤唐辛子は種を取り輪切りにして合わせ酢に加えます。
2.
細切りにしたタマネギ、ニンジン、ピーマンを1に加えます。
3.
いさきはうろこと内臓を取り除き、身にひし形の切れ目を入れます。
4.
3に薄力粉をつけ、表面がきつね色になるまで油で揚げ、1に漬け込みます。30分〜1時間ほどで食べ頃になります。
■材料(4人分)
いさき
4尾
タマネギ(小ぶりのもの)
1コ
ニンジン
1/2本
ピーマン
1コ
調味料(A)
酢
大さじ4
砂糖
大さじ2
しょうゆ
大さじ2
ごま油
大さじ1
ショウガ汁
小さじ1/2
水
大さじ2
赤唐辛子
1/2〜1本
薄力粉
適量
揚げ油
適量