南阿蘇村(旧長陽村)  喫茶店「とちのき」



南阿蘇村(旧長陽村)は阿蘇観光の玄関口、村営温泉3ヶ所、ゴルフ場、観光情報
誌でも有名な「阿蘇ファームランド」地獄温泉、垂玉温泉、栃木温泉、火の鳥温泉
と温泉場も多数。ペンションも多く、リゾート感溢れる村です。「旨い1杯だての珈琲
が飲みたい!!」とか、昼飯なんかに困ったら、一度寄ってみてください!!




国道57号線を熊本方面から来て、南阿蘇に接続する325号線の阿蘇大橋を渡り、
1.5km程の右側に「喫茶店 とちのき」はあります。番頭も仕事中に時々行くんですよ。




店内に入ると右側に厨とカウンター、左に客席があり、ご覧の通り 自然の光がずいぶん
明るいお店です。客席からの眺めは北向山や久木野村方面が一望!! 山小屋風の喫茶店という趣で、
心地よい珈琲の香りで溢れています。最近では少なくなった喫茶店の雰囲気です。




[左 阿南さん  右 渡辺さん  二人とも地元に生まれ育った人です。]



番頭は、仕事で阿蘇方面に出かけることが多く、そこは最も昼飯を食べる回数も多い地域である。 観光地として九州で高名な「阿蘇地域」には、観光客の入店をターゲットにしている飲食店の数も多い。ただ、観光地に言えることは、「高かろう、不味かろう」の、結果的には満足を得るお店は非常に少ないものである。これは阿蘇方面に限らず、全国の観光地に言えることではないかとは、いろんな所で痛い目に逢った番頭熊本の意見であります。
味がマズイ、価格が高い(ぼったくり)、店員の対応が悪い、というのが、店における「三大悪条件」ということは、皆さんも既に経験している事だと思うワケですが、 ここに紹介する喫茶店「とちのき」は、その三大悪条件を見事にクリアしているのである。メニューの数こそ少ないけれど、うどん、そば、やそれぞれのメニューに附属している漬け物、煮豆、南蛮漬け、煮物類などはすべてオリジナルで、「既製品」はない。もちろん喫茶店であるので主力の珈琲も当然旨い。 40年ほど前から飲食業界には冷凍品やパック物などの既製品が横行し、その「既製品」同士の組み合わせメニューが昨今では常識となった。仕事量(手間や調理技術)の軽減、多種メニューの提供を低価格で消費者が求めた事によるものなのか、製造メーカーが商いとして提案したのか、どちらが先だったのかというと、「ニワトリと卵」のような関係であるように思う。
余談はさておき、
今年16才になるボクの息子が、幼児期の頃、よく食べていたこの店の「とちのき定食」に付いてくる煮豆とアブラメ(川魚)の南蛮漬け、大根サラダや味噌汁の味を「あれは、おいしかったなぁ!!」と、よく懐かしがるのである。 他にお薦めはというと、出汁と醤油の風味のよい「田舎うどん」、「田舎そば」、ステーキ肉の入った「自家製カレー」。ガラス張りの客席で景色を見ながら食事や、カウンターでスタッフに阿蘇観光の見所など尋ねてみてはいかがでしょう!! きっと貴方の「行き付けの店」になるハズです。


[メニューをパチリ!! 番頭のお薦めは、とちのき定食、自家製カレー、田舎うどん・そば]




[これが「とちのき定食」です。珈琲とセットにすると割安です。番頭好みの「大盛り」もOKです。(笑)]




これは最近始めた「日替わり定食」です。750円也!! 
もうとてもヘルシーな内容です。番頭の一押し、お薦めメニューです。
この日は「鳥の唐揚げと野菜の天ぷら」の盛り合わせ。




[客席はガラス張りで、いつも自然の明るさであるところがいいですねぇ。飾らずとても清潔なお店です。]





お店の情報
所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4375-9 (旧長陽村)
TEL/FAX 0967-67-2266
駐車場 お店の敷地に10台
営業 月曜休業(月曜が祭日の時は火曜日)
営業時間 10:30~18:00


お店の地図




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